クサフグ
学名:Takifugu niphobles
分類:フグ目フグ科トラフグ属
採取場所:館山
餌:人工飼料、アサリ、マグロなどなんでもよく食べる
体長10-20cm程度の小柄な魚で北海道南から、沖縄までの沿岸部で広くみられる。フグテトロドトキシンという神経毒を持つことで有名で、2mg程度で成人は死に至るほどの猛毒である。
人工的な餌を与えて育てたフグには毒性がみられないため、フグ自体は毒を作ることができず、外部から毒を取り込んでいると考えられている。
餌をすぐに取ってしまうため、釣り人の間では外道として嫌われているかわいそうな魚。